ポートピアホテルの”食”へのこだわり
“おいしさ”の追求
“おいしい”その笑顔の先へ
ポートピアホテルは、美食の街・神戸の中心部にあり、1981年の創業以来、神戸の洗練された食文化の担い手として、技と心を磨きながら “おいしさ”を追求して参りました。
昔も今も、ホテルシェフたちの思いはひとつ。「お料理でお客さまに笑顔を届けたい」――。
地元・兵庫県産の食材を軸に地産地消やSDGsにも積極的に取り組みながら、丹精を込めて作るお料理とサービスで、皆さまにおいしい笑顔と豊かな時間をお届けします。
食材の宝庫、兵庫の魅力
かつては摂津・播磨・丹波・但馬・淡路の5つの国に分かれていたほど県域が広い兵庫県。大都市もあれば、農村部、離島もあり、北は日本海、南は瀬戸内海~太平洋に繋がっているため多様な地域性があります。食材のバリエーションも多く、神戸ビーフや明石鯛、丹波黒豆など全国ブランドの食材はもちろん、四季折々の野菜や果物、各地の港に揚がる旬魚にも恵まれ、まさに“食材の宝庫”です。
神戸ビーフ
兵庫県内の指定生産者が繁殖・肥育した但馬牛で、厳しい品質基準をクリアした上物の霜降り肉だけに与えられる称号が「神戸ビーフ」。サシが美しく、上品な甘みの赤身と熱で溶けた脂肪の香りが絶妙に融け合う極上味は、世界のグルメ垂涎の的です。
神戸ポーク
神戸西部の高尾牧場で、とうもろこしやパンなどの“エサ”と“飲み水”にこだわり抜いて、一頭一頭大切に育てられたブランド豚。透明感のあるピンク色の身は柔らかく、臭みがなくてさっぱり。上品な旨みとコクが味わえます。
兵庫県の旬の食材
瀬戸内特有のうららかな気候がもたらす春の恵み。県内のいちご栽培は明治時代に始まり、現在は神戸北西部や播磨を中心に様々な品種が栽培され、完熟・摘みたてのフレッシュなおいしさが人気を集めています。また、「甘い・柔らかい」と全国的に有名な淡路島たまねぎは、“新たま(早生)”の季節。その瑞々しい甘みは、サラダなど生で食べるのに最適です。
川西市の特産・いちじくは、完熟したものを朝採りしてすぐ出荷するため鮮度が抜群。ふっくらと色艶よく、もぎたてのフレッシュな甘みが味わえます。また、古くから京都の祇園祭や大阪の天神祭に提供されてきた夏魚の代表格・鱧。淡路島では「はも延縄」漁法で一匹一匹丁寧に釣り上げるので身が美しく、「べっぴん鱧」「黄金鱧」と呼ばれ重宝されています。
特に大粒で色艶の良いことからおせち料理に珍重され、「黒大豆の王様」と称される丹波黒大豆。サヤが若い秋期に収穫する枝豆も人気が高く、独特の豊かな香りと甘みが秀逸です。潮流の速い瀬戸内海・明石海峡に揉まれ、引き締まった極上の身を持つ明石鯛は、この時期に脂のりが最高潮に。体色も赤味が増すため「もみじ鯛」と呼ばれて愛でられています。
朝来市の岩津ねぎは、白ねぎと青ねぎの中間種で、香りと甘みが強いのが特徴。白~青い部分を余すところなく食べられ、冬の鍋料理に欠かせない食材です。南あわじ市のとらふぐは、鳴門海峡の激流に揉まれて養殖されているため身が締まり、通常より長い3年かけて育てるので白子もたっぷり。「淡路島3年とらふぐ」の名でそのおいしさが認知されています。
味を極める料理人
神戸ポートピアホテル 総料理長
岸本貴彦
当ホテルには、フランス料理、中国料理、日本料理、鉄板焼など様々なジャンルのレストランやバーが12店舗あり、多彩な味を愉しめるのが魅力です。各店のシェフたちが食材を吟味し、生産者の思いや食文化を大切にしながら、 “神戸・兵庫発”のエスプリの効いたお料理をご提供しています。「おいしい」はもちろんのこと、「安全」や「健康」にも配慮したお料理で、お客さまの笑顔と豊かな生活に貢献できるよう日々努めて参ります。
神戸ポートピアホテル 和食グループ統括料理長
北原省吾
四季折々の豊かな兵庫の海の幸・山の幸に感謝して、骨や皮まで余すところなく調理することを心掛けています。和食の基本は大切にしながら、神戸らしい“ハイカラな”エッセンスも取り入れ、「見て愉しい」「食べて愉しい」お料理でお客さまの大切なひとときを華やかに演出いたします。
神戸ポートピアホテル 洋食・バーグループ統括料理長
豊田悟至
兵庫県内の農家に直接出向くなど、生産者や人とのつながりを大切にし、素材を活かす料理を心掛けています。ともに働くスタッフが良い環境で美味しい料理を作ることができるよう、チームワークを大切に、兵庫ならではの食の豊かさをお愉しみいただけるメニューづくりに日々奮闘しています。
その他、毎日パンを焼き上げるブーランジェや、スイーツを作るパティシエ、宴会やパーティのお料理を作る料理人、レストランのシェフや料理人など、ホテル内には100人を超える料理人がお客さまの「おいしい」のために料理を作っています。
スペシャリテを支える注目の兵庫食材と生産者
ポートピアホテルでは、かねてより地産地消に取り組み、生産者とのつながりを大切にしてきました。
「HYOGOスペシャリテ」フェアの “おいしい” を支える、五国豊穣の注目食材と生産者をご紹介します。
「浜坂漁港」漁師 川越伸二さん
新温泉町 浜坂の赤エビ
松葉ガニやホタルイカなど全国有数の水揚げを誇る浜坂漁港の秋のおすすめは「赤エビ」。旨みたっぷりの “プリッ、トロッ” 食感をぜひ!
「盛本牧場」代表 盛本和喜さん
佐用町 神戸ビーフ
牛にストレスを与えないよう施設面を工夫し、深い愛情で育てています。繁殖から肥育まで一貫して手掛けた最高品質を味わってください。
「赤穂化成」 木津佑斗さん
赤穂市 赤穂の天塩 プレミアム
約400年前の赤穂東浜塩田をルーツに、きれいな海水を原料にして、にがりを多く含む伝統の差塩製法でおいしい塩を作っています。
「カーリマン」代表 新田哲也さん
丹波篠山市 丹波鹿
仕留めるところから出荷まで一貫して夫婦で行っています。身体にも、環境にもやさしい、豊かな自然で育った鹿肉の滋味をご賞味ください。
「髙尾牧場」代表 髙尾茂樹さん
神戸市 神戸ポーク
特別な品種を使用し、エサと水にこだわり安心・安全な環境で育てています。柔らかな肉質とさっぱりと上品な旨みをご堪能ください。
「成井さんちの完熟たまねぎ」 成井一智さん・成井修司さん
洲本市 完熟たまねぎ
甘みを最大限に引き出す為に米ぬかや牛の堆肥の有機肥料を使用し、一玉一玉完熟したことを見極めてから収穫を行っています。